自由を標榜する日本

多様性が叫ばれる昨今、「一人ひとりが公平であるべき」という社会の空気感は年々強まっている。

「今の日本は、上っ面の“平等”を追い求めた結果、かえって不平等を招き、非合理極まりない事態に陥っている」

誰もがお金を稼げる仕組みが整っています。

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資本家の側に回るのか、あるいは労働を続けて生計を立てるのか、

はたまたその両方で生活するのかは個々の自由

バカで怠け者だったら貧乏になるけれど、才覚を生かしたり努力したりすればお金持ちになれるとされている。

株は誰でも自由に買えるけれど、大金を投資して莫大な利益を得られる人は少数で、日々の暮らしに精一杯で株を買う余裕などない人が大半なのだから、機会の平等などあってないようなもの。

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一般的には、どれくらい親が教育に投資したかが子供の学力、ひいては学歴を左右するであろうことは、今の世の中を見ていれば容易に推察できます」

貧困家庭に育った層が大学進学を諦めてしまえば、親と同様に経済的弱者の道を歩むことになる可能性が高い。

大学進学率が50%を超えている日本では、

大卒であることの価値自体はあまり高くありません。

一般家庭でもそうですが、国レベルで考えても教育というのは究極の先行投資です。

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目先のことにしかお金を使わないことがどんな結果をもたらすのかは、今回のパンデミックで嫌というほど思い知ったはずです。

だからこそ将来を見据え、自由に教育を受ける機会を誰にも『平等』に保障するための投資は惜しまないで欲しい.....著書多数